鎖骨下静脈

鎖骨下の解剖学

オイルトリートメント中、鎖骨下の痛みが強い方は

沢山いらっしゃいます。

鎖骨下の事は全身を触るセラピストになってから

とてもこだわる様になりました。

その理由は、肩こりの酷い方、首こりが酷い方、

想いを上手く話せない方などにも多いと思います。

現実的に血管が細い方もコリができた場所によっては、

とても循環器系を圧迫している様に思います。

その為、鎖骨部分のケア中痛みがある方が多くいらっしゃいます。

リンパに注目すると胸の方までリンパ管が伸びています。

よく乳癌の方のリンパ転移など、ここの部分になると思います。

全身のリンパ菅はここの鎖骨下の2本の静脈に合流して上大静脈となり、

上半身の血液を心臓へ送り込みます。その後排泄へ。

スムーズに流れ込んでいたら鎖骨部分の痛みは無いと思います。

血流が悪くなっているから痛みとして出やすいと捉えています。

 では、どうするべきなのか?

まずは筋肉を緩める事、筋肉が血管が拡張できないくらい

体を締め付けていたらどう思われますか?

自律神経の交感神経優位によって、全身は酸素不足となり

身体の筋肉は硬くなります。

鶏肉でいうと、親鳥は硬い印象です。

ニワトリも人間と同じで、血流がだんだんと悪くなれば、体は硬くなるかなと。

ニワトリで例えるのが笑っちゃいますが、

人間も年齢とともに循環器系の滞りにより、酸素不足で身体が

硬くなってしまうと考えます。

筋肉の硬さは、血管だけではなく神経も圧迫します

とにかく筋肉をまずは隅々まで、剥がし緩める事が大切で、

その後にしっかりと血流を流す事で循環器系の滞りをなくし

硬かった筋肉が剥がれ緩まったところに酸素が届き、

体が軽くなる。

そこの知識と技術が必要だと考えています。